willow-leaf log

ひっそりこそり

題詠100その2

2019-021:スタイル:お互いのスタイル保ちお互いに支え合いつつ生きていきたい


2019-022:酷:君の苦しみなんてステーキナイフで残酷に切り刻んでやる


2019-023:あんぱん:もふもふとあんぱん食べる時は過ぎ長い愛の時代はこれから


2019-024:猪:考えが流星みたく加速する  イノシシよりもネコになりたい


2019-025:系:きらら系っぽいふんわりでありたい エンドがあれど続く生活


2019-026:飢:飢えているときにはいつも君の顔思い浮かべていっぱいになる


2019-027:関係:関係は空気のように見えなくてこわしたくない手探りだけど


2019-028:校:高校のあざやかデビューに負けちゃった中学デビューの君の涙


2019-029:歳:こんな歳だからぼくらもう高校生のような恋はできなくて


2019-030:鉢:鉢植えに水をやるときがんばれとたまに言うけどしおれつつある


2019-031:しっかり:しっかりとしなさいなどど言われても意識のゆれは透明すぎる


2019-032:襟:蜘蛛の巣の糸は世界を支えてる襟を正して会社へ向かう


2019-033:絞:お互いを支え合うのが愛ならば絞めつけ合うのも愛なのですか


2019-034:唄:歌唄うことができないロボットは介護業界行くことになり


2019-035:床:床で寝る君がときたま跳ねるのがトランポリンの夢だったらな


2019-036:買い物:買い物に行くのはいつも五時半でチーズボールは売り切れている


2019-037:概:君がいつでも君だから大好きでたたそれだけで概ねハッピー


2019-038:祖:神様と君は私に言うけれど教祖だったらなってもいいよ


2019-039:すべて:まっすぐにすべて見透かすような目を心を青に見つめ返そう


2019-040:染:染められた灯りに影はつきもので踏まずにそっと見つめていたい