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ひっそりこそり

7月の短歌

水玉のことをぼつぼつと呼ぶ君が着てるシャツはしましまだった

 

水槽にゆっくりつもる残骸はろ過装置でも取りのぞけない

 

目の前に暗い帳が下りてきて野菜炒めを塩辛くする

 

輪の中はエコシステムが完璧で仲間に入れてさえも言えない

 

生きてるも死ぬも迷惑らしいのでゾンビになって日々は過ぎてく

 

サンキューとサンクス前で言う君にもらったチョコは溶けかけていた