そんなんでいいのと何度もくり返す人のため光れよ太陽
大切なものなんか目に見えなくてシンクに水は満たされていく
水晶に肺が侵されてた頃はささやかな嘘も言えなかった
トンネルをくぐり抜けたさき果てなく灰 生きるって最高だった
裏返しで着てるTシャツのタグをそっと触れて知らせるやさしさ
そんなことが出来ないので死んでいく色あせていくリスポン地点
息を止め手を伸ばしてはみたけれど届かなかった届かなかった
いなくなったひとならもういないひと風ではためくワイシャツの裾
自らを傷つけるため炭酸をえいと飲みほす喉が弾ける
パラライズノックスマシン起動して液化していく推理空間
二度と選ばないということは不可能で視界に入るペン回し
コンビニからの帰途で見上げた空ものすごい勢いで明けていく
ものすごい勢いで明けていく空とディスプレイを見続ける俺