willow-leaf log

ひっそりこそり

6月の短歌

エピローグの語りなんかほっといて夕日の果ての船に乗ろうよ

 

Loveの実を砂糖とともに煮詰めたら焦がしてしまってほんのり苦い

 

澱んでる時さえ洗い流す雨祈りのように忘れちまえよ

 

画面には「ERROR!」の文字が表示され窒息死する愛が欲しいよ

 

幸福は私の一歩先を行きその尾を追ってさまよう迷路

 

アンダンテ でんでんむしはそう言って歩く速さで道のりをゆく

 

前にいるエネミーぱっと目視して正しい人の社交の準備

 

一瞬の間を置き開始争奪戦からあげ掴む君のすばやさ