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ひっそりこそり

違国日記1巻感想

フォロワーのほこらんさんが違国日記1巻の感想をブログに書いていたので便乗して私もブログに書いてみます。

 

 

槙生さん、良いですね……!

サガフロンティアのルージュみたいな性別不詳の耽美系なかっこよさにグッときます。

天涯孤独となった朝のことを後先考えずに勢いで家に呼び一緒に暮らすことにするけれど、人見知りなところとかかわいいです。

 

「15歳の子供は……もっと美しいものを受けるに値する」とか、「あなたを愛せるかどうかはわからないでもわたしは決してあなたを踏みにじらない」とか15歳の朝を一人の人間としてそのように扱っているところとか好きです。

 

「生き物と長時間同じ空間にいるのがしんどい人間なのコロッと忘れてて……」

その気持ち……わかる……(生き物ってところが良いですね)。

「起きたらいるし…いるなー…動いてるなー…っていう……」

わかる……。生き物って動くしいるよね……。

 

基本的に人間関係に「怖い」ってスタンスなのもわかり……。怖いですよねいろいろと。けどやめられないとまらない~。そんな感じ~。

 

私も人と関わって人からかけられたいろんな言葉でいい意味でも悪い意味でも変わりましたが、槙生さんはそういう言葉の持つ力を軽視していないところとか良いです。回想シーンで姉が出てくるので、槙生さんは姉の言葉で何かしら変えられてしまったのだろうか?その辺気になってます。

 

私は誰にも見せない個人的な日記を7年くらい書いているので、日記が物語のモチーフとして重要なところにあるのがいいですね。朝の日記が朝にどのような変化をもたらすのか楽しみです。

 

会話が良い意味で自然なのが良いですね。現実の日常でもありそうなやりとりだけどけどそのなかにささやかにそのキャラのキャラ性がセリフに現れているのが良いです。

 

あとがきのみんなでガッツポーズしているイラストのポーズの仕方にそれぞれのキャラ性が現れてて良いです。槙生さんのポーズが一番好き……。